信州の地酒

信州の地酒

自然の恵み豊かな長野県は、日本酒造りに最適な諸条件を有している。
湿度の少ない爽やかな夏、きびしい寒気が一段と冴える冬、どこまでも澄んだ空気、こんこんと湧き出る清冽な水。更に、四季折々の自然環境が良質の酒米を産出する。豊かな環境に育まれ醸し出される「長野県の酒」は実に旨い…。
米を選び水を選び、そして、仕込み~発酵~ろ過~火入れなど気の抜けない工程を一つ一つ愛しむように費やしてゆっくり造られる清酒。
それというのも、清酒も生きているだけに手間をかけてやればやるほど旨さで応えてくれるからです。
信州の蔵元で造られる地酒はいずれも生産性が限られており、それだけに長い伝統に支えられてきた杜氏達のいぶし銀のような作業ぶりや熱い想い、温もりがそのまま伝わってきます。
「ふるさとに生まれ、ふるさとに育った手造りならではの旨さ」―それが信州の地酒です。何はともあれ、まず乾杯!さぁ、楽しく和やかに酔いましょう。

酒の命、それは米と水

美味しい清酒を造るには、なんと言っても原料の水と米がよくなければならない。酒瓶一升の酒を造るためにはその約20倍の仕込み水が必要になる。水の良し悪しは酒の品質に多大な影響を与える。酒の味を左右する水に求められるのは、酒造りに必要不可欠なカルシウムやマグネシウムを多量に含み、酒の味を悪くする鉄分などをほとんど含まない天然の湧き水だ。
信州には広く日本の屋根として親しまれる飛騨山脈(北アルプス)、木曽山脈(中央アルプス)、赤石山脈(南アルプス)があり、山肌を伝って流れる水は、長い年月をかけ大地をくぐり抜けて地上に姿を現す。各醸造元ではこれら名水にも匹敵する清浄な水を水源に酒造りをしている。
酒米は「山田錦」が全国でも最も有名だが、信州では「美山錦」が有名だ。これらの酒造りに適した品種を酒造好適米と言うが、その特徴は「大粒であって心白の大きい米」と言うこと。酒米にとって大切なのは良質の水と太陽、適度な風である。それ故、大気が汚染されていない土地で太陽光を十分に浴びて生育できる土地こそ酒米作りに真に適した土地と言える。
酒の命、それは米と水 その点、信州は国の特別名勝・特別天然記念物に指定されている上高地をはじめとする、全国でも指折りの自然環境を誇っている。その自然の中から生み出される米と水を使って造る信州の酒には何ともいえない旨さがある。


清冽な自然と 匠の技が醸し出す極上の旨酒

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