山ほどの、うまい酒を。

山地が84%を占める山国、長野。
山岳地形ならではの冷涼な気候
山肌を流れる清らかな雪解け水
山裾では良質な酒米が育まれ
山も眠る厳しい冬に、洒は仕込まれます。

山並みに隔てられた広い県域には、
多様な風土と独自の文化が育まれ
山とある苦楽も越えて、
今も80の酒蔵が切磋琢磨しています。

山から生まれた豊かな自然と
山あいで育まれた多様な風士と独自の文化
山と人とが織りなすこの環境が
高品質で個性豊かな洒を醸します。

山ほどの、うまい酒を。

山の恵みが育んだ醗酵王国
3000m級の山々を覆う豪雪は長い年月をかけて森の地下を伏流。多様な個性をまとって地上に現れ、夏には田を潤して寒暖差の大きい気候と共に良質な酒米を育て、冬には仕込み水となって厳しい冷え込みと共に緻密な酒を生み出します。長野県には、ほかにもワイン、味噌、醤油、漬物、チーズなど、微生物の力を活かす造り手が多数。まさしく山の醗酵王国なのです。
山の厳しさが培ったものづくりスピリッツ
山紫水明の大自然と共に醗酵王国長野を造り上げたのは、ものづくりに真正面から立ち向かう人々の存在です。耕作に適した土地が限られ、冬の厳しさは折り紙付き。こうした逆境と戦い続けたことで、いつしか人々の血にはものづくりスピリッツ(精神)が育まれました。肉眼では見えない微生物の力を活かすという高度な技が花開き、さらに、そこにとどまることなく技を磨き続けています。
山あいに息づく山ほどの多様性
南北212km、東西120kmに及ぶ県域。酒蔵の標高も300mから900mとさまざま。山並みに隔てられた盆地ごとに、取り巻く気象も、水質も、暮らす人々の気質や言葉も、食文化も一様ではありません。この多様性こそが長野SAKEの個性です。全国2位の酒蔵数を誇る長野80蔵。酒蔵の数だけ存在する蔵元の想いと、それを表現した酒の個性を、これからも大切にしていきます。
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